何でそんなに色々手を出しているのですか?
現在私は吹奏楽団でサックス、ビッグバンドでトロンボーン、コーラス、ゴスペル、写真、PTAと仕事以外に6団体ほど所属しております。
サックスはアンサンブルチームも参加し、年間4,5回の各地フェス等にも出演しております。
声としては・・・
「色々できて凄いですねぇ。」から「全部中途半端では?」というお叱りの声も頂戴しております。
ただ、齢50を過ぎております。なので「好きにさせてくれませんか?」が本音というか、お願いではあります。
恐らく性分なのでしょう。中学校では剣道部でした。でも、吹奏楽もやりたかった。だから担任と顧問の先生に「両方やりたいのですけど・・・」と言って困らせてしまってました。
で、結局は体制が取れなくて(一応聞いてくれました。職員会議案件まで行ったようです。中学生は色々やってみるべきだと思います、今でも。)剣道部だけでした。
そんなに勘所もよくなく、運動神経もイマイチだった事もあって、選手枠5人に入れた事はなくて、結局補欠が最高でした。個人戦には出させてもらいましたが、正直いい成績は残せませんでした。
剣道部にいた事は後悔しておりませんが、あまり好きではなかったのでしょう。高校以降真剣に剣道をする事はなくなりました。(あ、訂正、大学で少々やってたかな?)
大学を卒業し、仕事に就きましたが、あまり出来の良くなかった私は、3年くらいは仕事一色でした。長時間労働が当たり前でした。でも、そのおかげで人並み以上仕事が出来る人になれましたので、恐らく独立してもやっていけてると思います。
仕事以外の事に目が向くのは、かなり後でして、独立して3年目くらい?だったかな?子供が小学校に入学し、学校の吹奏楽定期演奏会を鑑賞したからです。あまりの素晴らしさに小学校で1年間吹いていたテナーサックスを思い出し、「また吹いてみよう。」と音楽教室に通いはじめました。
そこで「そういえば、俺はトロンボーンがやってみたかったのではなかったっけ?」を思い出し、トロンボーンにも手を出しました。
丸の内朝大学コーラスクラス(内容はゴスペルでした。)を受講し、卒業式発表のあまりの素晴らしさに感動しました。当時、中学校のPTA会長だったので、保護者にもこの感覚を味わってもらいたいと思って、PTAコーラス部を設立しました。
実は色々手を出せる理由としては「正直上手くならないから。」というのもあります。ある一定まで成長したら、その後は鈍化しちゃうのです。中々壁が高くて乗り越えられません。で、他に行く・・・・確かにあまりいい事ではないかも知れませんが、その時点で「こりゃ駄目だな。」と判断して止めちゃったのも結構あります。
色んな意見を頂戴しますが、興味あるものは全部やってみる事をお勧めします。それから人の意見ではなくて自分で判断しましょう。
サックスはもう10年以上経過しました。常に大きな壁に当って苦しんでますが、ここ3年くらいかなり上達したのが自分でも解り、大きな喜びになっております。
サックスプレイヤー渡辺貞夫さんは、齢85歳です。現在でも積極的なライブ活動をされています。少しでも近づけるように頑張ります。