本当の勉強は仕事をはじめてからです
「転職をしたいけど、すると給料が半分くらいになっていまう。」と、40代の知人が愚痴を言ってました。
うーん、これって変ですよね?つまり、仕事の成果・能力以上の給与を現在貰っているということ?
日本は年功序列、つまり定年まで会社に居続ける事が前提で給与設計がされている事が往々にしてあります。特に歴史のある会社、大会社に多いです。
どんなに営業成績が良くてもまだ若いので成績にあった評価がされない、という事は良く聞きます。自分に自信があって勇気のある若者ほど他社に行って、存分に力を発揮すればいいでしょう。
しかし、誰もが知る会社、大会社に居るということは一種のステータスになるようです。
なので、嫌な上司だけど、嫌な仕事だけど、家族も居るし、お金は掛かるしで、居続ける人は多いのでしょうね。
でも、逆にこういう人もいます。その人は自分のキャリアを積み上げ、SCM(サプライチェーンマネジメント(流通関連))構築のエキスパートになりました。ビジネス英会話も得意、外国人相手に交渉もお手のもの。
現在は外資系メーカーの副社長をしています、大体平均在籍年数は2年。その2年の間にSCMを構築し、軌道に乗せるのが彼の一番のミッションだそうです。
で、その2年が終了すると、また違う外資企業に行く。これをここ5年くらい繰り返しています。給与は転職する度に上昇し続け、現在は年収1400万(税込)だそうです。
この副社長と、転職すると給与が下がる人の違いはなんでしょう?
勉強するか、しないかでしょう。確かに副社長の彼は一流国立大学工学部大学院修士卒です。でも、一流大企業も原則一流大学を出ていないと入社できませんので能力的な差はあまりないと思います。
日本の成功の方程式の一つに、一流大学を卒業し、一流会社に定年まで勤めれば大丈夫。少し前まではこれで良かったのでしょう。
しかし、現在は一流大企業が駄目になってしまう時代です。いつ会社がなくなるか、リストラされるか解りません。
そうなると給与は半減?そんな目に合いたくなければ勉強をするしかないでしょう。
社会人になってから本当の勉強のはじまりです。お金を稼げる勉強をしましょう。
おススメは、英会話、営業、マーケティングです。
会社にとって無くてはならない人になれば、引止めにあって良い条件を提示されるでしょうし、上司と合わなくてリストラ(実際にあります。)されても他社で良い条件で働けるでしょう。
また、自分でもっと良くしたいと独立開業も可能です。
20代のうちに仕事になれたらはじめる事を強力におススメします。
会社の役に立ち、稼げる人になってください。