仕事への取り組み方
「こんな仕事したいわけじゃない。」
若い時は良くこんな言い訳が目に付きます。
若いうちは自分の適性が解っていない事が往々にしてあります。なので、まずは取り組んでみることをおススメします。
仕事はやってみないと解らない事が多いです。
好きな事が仕事になって、しかも成果になればいいのですが、好きな事、やってみたい事が向いているとは限りません。
良い例が芸術や音楽系です。好きで上手いだけではお金には(仕事には)なりません。大衆に受けいられるにはそれ以外の華となる要素が絶対に必要です。
これは学校へ行って勉強して身につくものではありません。天性のもの、運命と言っていいでしょう。努力で何とかなるものでもありません。
先日某有名脚本家が主催する塾の演劇を鑑賞しました。素晴らしい劇でした。
こんなに演技が上手な人が世の中にいるのか?とビックリしました。
ただそれでも「華」のある人はいませんでした、あんなに上手でも人気俳優になる事はないでしょう。
それでも趣味としてなら続けていく事は充分に可能です。
そう考えると「会社」というのはありがたい仕組みだと思います。
仕事も基本的には給与を貰いながら教えてもらえます。
なので、まずはやってみましょう。
意外なことに気が付きますよ。
「こんな仕事」と思っていたのが向いていたり、意外と面白かったりします。
と、いうか創意工夫によっていくらでも面白くできると気づくとしめたものです。
そして、周りがビックリするくらいの成果を上げてください。
そうすればあなたは、会社やチームにとって「かけがえのない存在」になります。
そうなれば、希望の部署や、ポジションに移ることもたやすいでしょう。
目の前の事に一生懸命になる。面白くなるように工夫してみる。
最後に楽天の社長、三木谷さんの言葉を紹介します。
本当この通りです。
「面白い仕事があるわけではない。 仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。」