私は「仕事が出来るように」なるでしょうか？

・Aさんは、9-17時内で500ステップのプログラムの作成からテストまで完了。
・Bさんは、残業3時間で500ステップのプログラムの作成からテストまで完了。
・Cさんは、残業5時間で500ステップのプログラムの作成からテストまで完了。さて、問題です。この3人の中で一番能力が高いのは誰でしょう。これは簡単です、Aさんですね。

では、一番給与が高いのは？Cさんなんですね。それは残業代が支払われるからですね。

実際には能力の高い人に支払いがされるべきなのに、会社というのは「一番長く働く人」に高い給与が払われていたわけです。

これって良く考えるとおかしいですよね。本来対価は成果に対して払われるものです。まあ、私も新人の頃は出来がいいわけではないので、あまり人の事は言えないのですけど・・ただ、それでも変な意地があって、最初の会社以外は全て成果重視の会社に在籍しました。全て時間単価の残業代は支給しない会社でした（恐らく現在は何らかの形で「残業代」支払っていると思いますが・・）

ただ、これからは「時短」＞つまり、短い時間で成果を出さなくてはならない、残った仕事があっても会社にいられない。（いると会社も残業代を払う必要が出てくるらしいです。）

頑張れば、上位20%に入れる人のやる気がそがれない事を、本当に祈ります。

たまにある会社での働き方相談で、いつも私が答えていたのは、

・誰よりも早く出社し、誰よりも働き、とにかく早期に仕事が出来る人になってください。
（これは残業をつけろと言ってません。自主的に残っている人が働きづらくなっていないといいのですが・・・） 

転職する時にこれらが出来ていれば、今よりいい会社に入れます。ところが、たいした実績もなく能力がない人は、現状維持が精一杯で、大抵は下がるでしょう。40歳以上になったとき、有利な条件で転職できたり、独立して喰えるようになるには、とにかく仕事が出来る人になってください。

昔はそれなりの会社に入社して、成果をそんなに挙げていなくても、会社にいつづければ、家族を養えて、しかも一戸建てを購入できたのです。

今は、そんな事は夢物語になりつつあります。仕事が出来る人になって、一杯稼いでください。